消防用設備等設置届

一定の防火対象物に消防用設備等又は特殊消防用設備等を設置する場合には、設置工事が完了した後に、消防用設備等設置届を届け出なければなりません。

消防用設備には、目的、機能上の効果等に応じて以下のようなものがあります。

  1. 消防の用に供する設備
  2. 消火活動上必要な施設

更に消防の用に供する設備には以下のものがあります。

  1. 消火設備
  2. 警報設備
  3. 避難設備

消火設備は、火災が発生した場合に水や粉、気体などを噴出して消火したり火の勢いを弱めたりするために使います。

消火設備には、消火器やスプリンクラーなどがあります。

警報設備は、火災が発生したとき、ガス漏れ、漏電が起きたときに防火対象物の関係者などに知らせるために使います。

警報設備には、非常放送設備や各種感知器などがあります。

避難設備は、火災が発生した場合に、建物の中にいる人を非常口に誘導したり、器具を使って建物から脱出するために使います。

避難設備には、避難はしごや救助袋、誘導灯などがあります。

消火活動上必要な施設は、消防隊が消火活動を行う際、有効に消火活動を行うことができる設備です。

消火活動上必要な施設には、排煙設備や連結送水管などがあります。